Facebookにはいろんな用途があります。友達同士で情報をシェアしたり、集客のために使ったり、思い出記録としてアルバム代わりに画像をアップロードしている人もいます。
しかし、Facebook側には「ちゃんと使って貰いたい」という明確な意図があります。
今回は、そのFacebook側の明確な意図と、その意図があるからこそやってはいけない事について解説していきたいと思います。
そして、やってはいけない事を回避する2つのマル秘テクニックも合わせて紹介していきます。
↑記事と一緒に動画を見ると理解が深まります↑
目次
Facebook側の意図
まずFacebookが何のために存在しているのか、という事です。もともと、Facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグ達がハーバード大学で、女性の顔写真を集めて簡単なプロフィールを作成し、それを自分達で見ながら楽しんでいました。
相手の顔を見て楽しむ電子ブックみたいなもの=Facebookだったのです。そこから多くの人を巻き込んでリアルではなくネット上で交流する場所に発展していきました。
このようにFacebookというのは「ネット上に存在する交流の場所」という位置付けです。そして、その場所に留まっていて欲しいのです。他の場所に移動するのではなくて、Facebook上に留まって交流を続けていて欲しいのです。
なぜFacebookに留まっていて欲しいのか?
なぜ、Facebook内に留まっていて欲しいのか?という事を説明します。仮にあなたがデパートで買い物をしていたとします。すると、デパート側は出来るだけ、そのデパートで全ての買い物をして欲しい訳です。他のデパートに行かれるよりは、自分のデパート内で買い物をしてくれた方が売上が上がる訳です。
同じようにFacebook側もせっかくFacebookに訪れた人には、ずっとFacebook内で交流を続けていて欲しいのです。そうする事で、Facebook内の広告をクリックして貰える確率が高くなります。広告をクリックしてもらって、そこから商品が売れていけば、企業に対して広告の出稿料を高い値段で販売する事ができます。
これはYouTubeも同じです。YouTubeも一度、YouTubeに訪れた人を逃したくないのです。だから関連動画が表示させて、同じようなジャンルや、興味がありそうな動画を表示します。
そして、出来るだけ長くYouTubeに滞在してもらって、動画に表示される広告をクリックして貰いたい訳です。だから動画視聴維持率が高い動画は、優秀な動画として上位表示されやすい、という事に繋がっていきます。
デパートもWEBツールも考えることは皆な同じです。この仕組みを理解しておけば、FacebookもYouTubeも攻略できるようになっていきます。
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FacebookでやってはいけないNG行為
ここまで読んでくると、Facebookで何をやってはいけないかが見えてきたと思います。
FacebookでやってはいけないNG行為、それは「投稿記事に外部リンクを貼る」という事です。「え〜、今までリンク貼りまくってた!」という人もいるのではないでしょうか?というか僕自身もそうでした。
これがなぜダメなのかというと、せっかくFacebookに訪れた人をわざわざ他の媒体に誘導しようとする行為は、商売敵にお客さんを渡す行為になるからです。
デパートに来た見込み客をデパートの店員が、わざわざライバルデパートに紹介したりしないですよね。それと同じ事なのです。だから自分のブログのリンクを貼ったりするのはNG行為になります。
外部リンクを貼ったからと言って、アカウントを凍結される訳ではありません。当店にとって、あなたは、あまり気持ちのいい優良顧客ではないので、適当な扱いにさせて頂きますね、という感じで外部リンクが挿入された投稿は多くの人に届かないようなアルゴリズムになっています。
だから投稿記事そのものに外部リンクを貼ってFacebook外に誘導するようなことは辞めるようにしましょう。でも、リンクを貼って自分のイベントなどに集客してる人もいるじゃないか!と思う人もいるでしょう。
その場合の抜け道が3つあります。3つのうちの2つのマル秘テクニックとFacebookも推奨してる1つの方法について説明していきます。
FacebookからのNGを回避する2つのテクニック
まず2つのマル秘テクニックですが、これについて知ってる人は少ないと思います。Facebookを見ていて、たまにこれをやってる人がいますが、おそらくFacebookについて、どこかで勉強した人ではないかと思います。
FacebookのNGを回避するマル秘テクその1
自分の投稿にリンクを貼ってもFacebookから評価を下げない方法の1つ目は、コメント欄にリンクを貼る、という方法です。Facebookでは、あくまでも投稿内容に外部リンクがあるかどうか、という事で判断してると言われています。
だから投稿内容ではない、コメント欄に外部リンクを挿入してください。Facebookを注意深く見てると、これを理解して、Facebookに嫌われないように、コメント欄にリンクを貼ってる人がいます。こういった人は、かなりのFacebook上級者です。
FacebookのNGを回避するマル秘テクその2
そして、もう1つの方法は、リンクを入れずに、一度、記事を投稿してしまいます。そしてFacebook側には、投稿した時点では、私は外部へ誘導するリンクは入れてませんよ、という見せ方をします。
その後、右上の「…」から「投稿を編集」をクリックして、投稿記事を編集します。この時に、リンクを挿入するという方法です。こうする事で、Facebook側から嫌われずに、投稿記事が低評価を受けないという事です。
普通にリンクがある投稿とリンクがない投稿を実験してみた結果、明らかに「いいね」の数が違っています。以下の投稿はゴルフに行ったことを投稿したものです。この投稿には外部リンクは何もありません。
完全に個人の趣味を投稿しただけです。それでも「いいね!」の数は184で、コメントは14件です。
それに対して、以下の投稿は外部リンクへ誘導してる投稿です。こちら僕のブログの記事ですが、そこそこ人気の記事なので、もっと「いいね」があっていいかも、と思ったのですが、いいね!33人でコメントは3件だけです。
僕自身のFacebookの友達にはゴルフを好きな方が多いのですが、それを差し引いても圧倒的な差です。他の人にも試して貰いましたが、皆、同じ反応です。上記の記事は、こちらから読めます。
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Facebookが推奨する方法
もう1つは、Facebook側が公言して推奨している方法です。それはFacebook広告を使う事です。自分のサイトに誘導したり、イベントに誘導したり、いろんな広告の種類があります。
そして、その広告は、Facebookページで出稿する事を推奨しています。Facebook側の考え方として、普通のFacebookはプライベートな交流の場所。そしてビジネスをするならFacebookページでやって下さい、という事を明確にカテゴライズしています。
だから、Facebookを使って、ブログのアクセス数を伸ばしたい、でもお金をかけずになんとかしたい!という人は、上記で説明した2つのテクニックを使って下さい。
そして、お金を使って本格的に集客していきたい!という方はFacebookページを使って広告を出稿していって下さい。いずれ広告の出稿方法についても記事にしていきたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Facebookって知れば知るほど、面白いツールです。この記事のアイキャッチ画像には文字を入れてませんが、動画には文字を入れてます。これにもFacebook対策としての理由があります。
分かる人には、すぐ分かると思いますが。知りたい人はメルマガ登録して、メールで質問して下さい。直接、教えますね。
一度、訪れた人には、出来るだけ長く留まって欲しいという考え方はリアル店舗でもネット上でも同じ事です。FacebookやYouTubeなど、使わせて貰ってるプラットフォーム側の意図を組み込んで情報発信していくだけで、長い目でみた時に大きな差になっていきます。
ネットであなたの書いた記事がバズる為には、そもそも論として1人でも多くの人の目にとまる事が大切です。少し手間はかかりますが、せっかく時間をかけて一生懸命、作成した記事を多くの人に見てもらう為に、一手間かけてFacebookに投稿してみて下さい。
遠回りしてるようで、実は、それが近道なのです。ご参考にされてみて下さい。参考になったという方は、この記事を拡散して頂けると嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。