今は、世界中の人が情報発信をしています。SNSの普及によって、スマホから簡単に自分の意見を発信する事ができます。この時に、どうせ発信するならお金に変わるように発信した方が得ですよね。
一般人に、そんな事できんのかよ!?と思うかもしれません。
芸能人やモデルなどの有名人ならば、インフルエンサーとしてスポンサーからお金を貰えますが、一般人がどうやって情報を発信してお金に変えていくのか?
その答えはブランディングです。
この記事では以下の事が分かります
情報発信ビジネスをやる為には、どのようにブランディングすればいいのか?ニーズのない間違えたブランディングにならないように自分を最適化して最強のブランディングをする方法が分かります。
目次
情報発信ビジネス成功の鍵はブランディング
今、多くの人が情報発信ビジネスに取り組んでいます。いわゆるコンサルタントと呼ばれる業種の人や、コーチング、士業、などなど先生ビジネスをやってる人達が急増しています。
時代の流れ的にも、企業が早期退職者を募って、早く会社を辞めてくれ!と経費削減のため社員に自主退社を促しています。この早期退職者の多くの人達は、再就職する事を選ばず、ネットビジネスで稼げるならその方がいい!と思って情報発信している人がいます。
あとは小さいお子様がいる主婦の方が、働きに出掛けることができないので在宅で稼げる副業として情報発信をしている人もいます。本当にたくさんの人が情報発信ビジネスに取り組んでいますね。
そもそも情報発信ビジネスって何?という人は以下の記事をご覧下さい。どうやって始めるのか?どうやってお金になるのか?という事について、とても分かりやすく解説しています。
★情報発信ビジネスの始め方と稼ぎ方と気をつける4つのポイント
右を見ても左を見ても、皆んな人が情報発信ビジネスに取り組んでいますよね。なぜ今まで、ネットビジネスに取り組んできた人達が情報発信ビジネスにたどり着くのかというと、それは・・・、やっていて楽しいんですよね。
自分が発信した情報を受け取った人が喜んでくれて、成長していく姿を見守るのは子育てに近い感覚があるかもしれません。
ネットビジネスで人気のある物販などは再現性は高いけどやっていても面白くないし、ワクワクしないんですよね。
もちろん、売上が上がっていってる最中は「もっと売上を出すぞ!」と数字を追い求めるのは楽しいのですが、人と接する機会はありませんし仕事としてのやり甲斐は感じられませんでした。さらにアカウントリスクもあります。
アフィリエイトは結果が出るまで時間がかかるし、興味のない記事を書くのが辛くて諦めてしまう人が多いです。
しかし、情報発信ビジネスは自分の好きなことや得意な事を発信して喜んで貰えます。さらにアカウントリスクもない。となれば、多くの人がたどり着くのも納得できます。
もうお分かりかと思いますが、競合他社が増える、という事です。
すでに誰かがやってる発信と同じ内容の発信をしても「それ、もう他の人がやってるよ」となってしまいます。だから、独自性のあるブランディングが必要になってきます。
僕の場合であれば、放送作家であり吉本新喜劇の脚本家として文章を書く仕事を20年近くやってきました。
さらに、初級SNSエキスパート検定も取得して、SEOライティングを学んで、WEBというフィールドで戦うスキルも身につけてきました。
おそらく、僕と同じブランディングを構築できる人はいないと思います。
この時点で「え?何こいつ?おまえ誰?」と思った方は、この記事を読み終えてから、詳しいプロフィールもご覧頂けると嬉しいです。
同じように、情報発信ビジネスに取り組む人達が、最初にやるべき事は、他人との差別化をするために、自分の強みを見つけてましょうという事です。これがUSPと言われるものです。
USPというのは、Unique Selling Proposition(ユニーク・セリング・プロポジション)という言葉の略語です。これはもともと、アメリカのマーケッター、ロッサー・リーブスが『USP ユニーク・セリング・プロポジション』という本の中で提唱している事です。
平たくいうと、自分の強みを生かしてライバルと差別化しましょうね!という意味です。
そして、このUSPが日本でも爆発的に流行り浸透していったのですが、多くの人が間違えた解釈をしてしまっています。
間違えたブランディングとは?
どう間違えているのかというと「自分の強みを押し出してるだけ」になってしまっているのです。自分の強み=セールスポイントです。セールスポイントというのは、あくまでもお客さんのためになる特徴でないといけません。
僕の場合なら、文章だけで生きてきて、さらにWEBで戦うためのSEOもSNSも資格を持ってる。だから「そんな人が添削してサポートしてくれるなら安心してやっていける!」と、コンサル生に思って貰えるようなポジション取りをしています。
ですが、最近、SNSなどを見ていると、そのセールスポイントはお客様のためになってる?ただ自分の強みを押し出してるだけになってないかなぁ、というブランディングを見かけます。
TwitterやFacebookを見ていると、一目惚れコーチングとか、自己肯定感向上コンサルタントとか、甘え上手な女子になるユルフワ女子サロンとか、かなり狭い所を狙ったブランディングが目立ちます。
おそらく、競合他社と差別化するためにUSPを見つけましょう!と教えられたのだと思われます。
これら以外にも、本当にニーズがあるのか不思議なブランディングもありますが、ブランディングの第一目的は、自分を目立たせるためではありません。
あくまでも、お客さんがそれを教えて欲しい!学びたい!と思える独自性の先に、価値を見出せるかどうかが重要なのです。
お客さんが「この人から教えて欲しい!同じ知識を持ってる他の人よりも私にとっては価値がある!」と思って貰えるブランディングをしていかないとビジネスとして長続きする事はできません。
WEB上で一時的に稼げていた人達が消えていく理由は、こういった間違えたブランディングも原因の1つかもしれません。
自分ブランドを導き出す方法
では長くビジネスを続けていくためのブラディングとは、どうやって行っていけばいいのか?という事です。
多くのビジネス塾で、まず最初にやらされるのが「自分の棚卸し」という行為です。自分の棚卸しとは、今までどんな人生を送ってきたのか、性格は?特徴は?特技は?嫌いな事は?好きな食べ物は?などなど、とにかく自分の人生を整理するために1万語から2万語ほど書き出します。多いとこでは3万語は出しましょう!という所もあります。
この行為そのものは素晴らし事だと思います。自分の人生を振り返られるし、自分は、どんな人が好きでどんな人が嫌いなのか?何が好きで、何が得意だから、これならできそう、というように、自分の事を具体的に可視化できるようになります。
それが見つかれば、自分が何者か!というキャッチコピーやプロフィール欄が見えてきます。
でもここで終わってはいけません
多くの人が、1万語や2万語の中から、誰とも共存しない独自性を見つけられた事で嬉しくなって、ここでブランディングの作成を終えてしまいます。
本当に重要なのは、この先です。次は、あなたの持ってる情報を欲しがる人が、どんな人なのかペルソナを設定して下さい。ペルソナというのは、ターゲットよりもさらに絞り込んだ、あなたのサービスを欲しがる人物像です。その人物の履歴書を作ります。
ペルソナの設定については以下の記事で詳しく解説しているのでこちらをご覧下さい。
まず1人目のペルソナを設定したら、その人物が、どのようなキーワードで検索するのかを想像して下さい。余裕があれば2人目のペルソナも設定してみて下さい。
そして、このペルソナが検索しそうなキーワードを100個あげてみましょう。
例えば、僕の場合なら、WEBで副業としてスタートさせた情報発信ビジネスが本業になるようにお手伝いしています。という事は、ペルソナは、脱サラしたい人や、早期退職者や在宅ワークをしたい主婦、さらには、ネットビジネスで成功した情報を発信したい人や、他のネットビジネスで成功できなくてノウハウコレクターになってる人、などなどです。
このような人達が検索しそうなキーワードは以下のようになります。
メリットデメリット | 情報発信 コンサル | 情報発信 別の言い方 |
情報発信 オススメ | 情報発信 コンセプト | 情報発信 プッシュ型 |
情報発信 稼ぐ | 情報発信 収入 | 情報発信 ジャンル |
情報発信 稼ぎ方 | 情報発信 スキル | 情報発信 ワードプレス |
情報発信 気をつけること | 情報発信 セルフブランディング | 情報発信 Twitter |
情報発信 基本 | 情報発信 始め方 | 情報発信 Facebook |
情報発信 共有 | YouTube 情報発信 | 情報発信 SNS |
情報発信 工夫 | 情報発信 レンタルサーバー | 情報発信 メルマガ |
情報発信 継続 | 情報発信 ブログ | 情報発信 マーケティング |
情報発信 コツ | 情報発信 ブログ 書き方 |
このようにして、エクセルやスプレッドシートにまとめておくとブログを書くときに迷わなくなります。
自分のペルソナが検索しそうなキーワードが見つかったら、そのキーワードを元に、お客さんに喜ばれるようなブランディングを構築していきましょう。
ちなみに、これらのキーワードは、Googleキーワードプランナーや関連キーワード取得ツールで見つけられます。どちらも無料です。特徴としては、関連キーワード取得ツールの方がキーワードは豊富に見つかります。
Googleキーワードプランナーは、そのキーワードの検索ボリュームが分かるので、どちらも併用していくのがオススメです。
自分を最適化した最強のブランディング
ここまで読んで頂ければ、おおよそのブランディング作成法は理解して頂けたと思います。ブランディングについて、もう少しで完成です。
あとは、自分の特技や強みを演出して最適化できれば最強です。絶対に誰とも競合する事は無くなります。では、どうやって演出していくのか説明します。
例えば、あなたがカレーが大好きでカレー屋さんを出店するとします。都内で普通に出店しても、カレー屋さんなんて、大量にありすぎて埋もれてしまい、成功できる確率はかなり低いです。
飲食店舗の35%が1年目で潰れると言われてます。創業当時は夢いっぱいなので、自分の作りたいものを提供して、自分のセンスを生かした内容にこだわってしまいます。その結果、固定客がつかず運転資金がショートして閉店というパターンです。
2年目で50%が閉店になり、3年目で70%、5年目で80%が潰れると言われています。
では、こうならないためにはどうすればいいのか?
あなたはカレーが大好きです。だから、いろんなカレーが作れます。むしろ、どんなカレーでもカレーを作れるなら幸せだとします。さらに、お客さんも喜んでくれたらwinwinの関係ですよね。
では、カレーはカレーでも、あまり見かけないカレー屋さんを想像してみましょう。大手カレーチェーンは、サラリーマンのおじさんがよく行く店ですよね。インド人がやってるカレー屋さんもあれば、日本人が個人でやってる本格カレー屋さんもあります。お洒落なカフェにあるプレートで出されるカレーもあります。
このようなカレー屋さんと時代性を掛け合わせてみます。そうです。今は空前のダイエットブームです。成人病予防の観点からも30代以降は、死ぬまでダイエットというような論調もあります。
ダイエットはしたいけどカレーは食べたいという人は世の中にたくさんいるはずです。という事は、小麦粉を一切、使わないスパイスカレーにして、カリフラワーライスなどを使えば、糖質オフのカレーなのでダイエットしてる人も来てくれます。
さらに、スパイスカレーを食べ終わった後には、お肌に良いハーブティを出せばどうでしょうか?女性を取り込むなら、コラーゲンボール入りのコラーゲンカレーなどをメニューに取り入れたら、さらに女性客は増えるはずです。
このお店のキャッチコピーとして「食べても太らない!食べて綺麗に綺麗になってやる!それがハーブカレー」というようにすると、日本中のカレー屋さんとライバルになる事はないはずです。
最強のブランディングとは、あなたの持ってる強みや独自性を欲しがる人は、どんな人なんだろうなぁ?というのを楽しく想像する事です。
このようにマーケティング目線からブランディング構築していく事が、成功の鍵です。真正面から戦うのではなくて、同じ商品でもちょっとだけ目線をズラしてあげるだけで圧倒的に勝てるフィールドが見つかります。
そして、超超超重要な事があります!
ビジネスで大切な事、それは続ける事です。飲食店と同じように、情報発信ビジネスをやってる人も途中で辞めていく人がいます。長く続けていると、自然と価値観の合う人が見つかり、ファンになってくれるようになります。
5年後には80%がいなくなってるので、あなたはベテラン発信者になっているので、情報発信ビジネスの大御所になっているかもしれません。
ビジネスは短期的な視点でスタートした人は失敗しがちです。そして、また簡単に稼げる!というビジネスに手を出してしまい同じ場所をグルグルと回遊する事になりがちです。
そうならないためには、ビジネスを長期的な視点で捉えて、一喜一憂せずに淡々とこなしていくマインドが重要です。
情報発信ビジネスはメリットだらけです!どんなメリットがあるか確認したい人はこちらからどうぞ!
★情報発信ビジネスの6つの嬉しいメリットと1つの現実的デメリット
まとめ
いかがだったでしょうか?ブランディングというのは、めちゃくちゃ重要です。しかしながら、人間というのは自分で自分の背中を見つめることが出来ません。
だからこそ、プロの演出家に見てもらって自分を最適化して最強のブランディングを作成していく必要があります。
さらにブランディングというのは自分の成長と共に、ブランディングも進化していきます。だからこそ、メンターがいてくれた方が最強のブランディングが見つかります。
ここまで読んでみて、情報発信ビジネスに興味が湧いた!もう少し知りたい!と思ってくれた人は、以下のフォームからお名前といつも使ってるメールアドレスを登録して下さい。芸能界を生きてきた僕のもっと詳しい実体験を織り交ぜながら楽しい読み物としてお伝えしています。
とても長くなってしまいましたが、最後までお付き合いして頂いて、本当にありがとうございます。感謝です!