1万時間の法則という言葉が数年前からよく聞くようになりました。成功するためには、1万時間が必要であるというものです。しかし、これが間違いであるという事が確認されました。なので、これから何かに取り組みたい方は安心して下さい。1万時間も必要ありません。では、どれくらいの時間が必要なのかを解説していきたいと思います。
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目次
1万時間の法則とは?
1万時間の法則という言葉が流行ったのは、2008年にマルコム・グラッドウェルが出したの本「天才!成功する人々」からです。この本の中で、1万時間、勉強したり、トレーニングしたりすれば、その道の一流になれるよ、という話です。
しかし、このマルコム・グラッドウェルは、研究者ではありません。もともとは、フロリダ州立大学で心理学を研究していたアンダース・エリクソン教授が、計画的訓練について研究していました。1万時間の法則は、その中の一部です。
1万時間はどれぐらい?
そもそも、1万時間というのが、どれぐらいの時間かというと、1日9時間、トレーニングやスキルの習得にあてた場合、約3年です。そして、1日3時間、トレーニングやスキルの習得にあてた場合、約10年です。
この時点で、おかしいですよね。プロアスリートで、1日に9時間トレーニングしてる人はたくさんいます。サッカー選手でもサッカーが好きでたまらない人は、朝から練習して、空いてる時間はリフティングをして遊んだり、ミニゲームをしたり、夕方から練習したりと、かなりの時間を練習に使っていると思います。
でもたった3年では、その道の一流にはなれません。ボクサーが1日9時間の練習をしても、3年後に世界チャンピオンになれないでしょう。そして、3時間の練習を10年続けても、趣味でボクシングをやってる、そこそこ強いオジサンになるぐらいだと思います。
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1万時間も必要ない
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スキルを習得する時間は?
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このティモシー・フェリスは、1977年生まれの人なのですが、日本に留学していた時に、過労死について知り、自分の人生は自分でデザインするという事を突き詰めた人です。
効率のいい勉強をしていけば、最短でスキルを身につけて、自分の人生は自分でデザインできるようになっていきます。そのための勉強は、また別の記事&動画で解説していきます。
まとめ
時間をかけると成功できそうな気がします。しかし、無駄な時間の使い方は、それこそ本当に無駄です。いかに効率よくスキルを習得するかが成功への近道です。ポイントは、嫌がらずに楽しんで行う事です。嫌々やるトレーニングは身につきません。
自分の人生を変えるため、夢を叶えるためのスキルアップだ!と思いながらやった方が楽しめます。どんな仕事でも、壁を乗り越えていく事で満足感が得られて楽しめます。
楽しめるようになるためには、まずは21日間、続けてみて下さい。21日間の法則については、以下の記事&動画で解説しています。是非、ご覧ください。
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