ブログを作成したり、動画を作成する時に、あなたの頭の中では、誰に見てほしいか決まっていますか?これを決めているか決めていないかで、成功までの速度が変わってきます。
必ず決めて欲しいのですが、ターゲットではなくて、ペルソナを設定して下さい。この両者は、似ているようで全くの別物だと思って下さい。そ違いからメリットまで解説していきたいと思います。
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目次
ターゲットとペルソナの違い
ターゲットは、大まかな消費者の像です。例えば、ダイエットサプリを販売する際に、ターゲットとなるのは、太ってる人です。これぐらいのザックリとした消費者像がターゲットです。
もしくは、なんとなく今よりは裕福になりたいと思ってる30代のサラリーマン。これがターゲット設定です。かなり、ゆるい感じです。だから、コンテンツを作っても、消費者の心に刺さりにくいのです。
ペルソナは、より具体的な人物像です。居住地、年齢、性別、職業、ライフスタイル、今の正解に満足しているのか、家族はいるのか、などなど、こういった細かい要素を設定していき、その人物が実際に存在しているかのように突き詰めていきます。こうする事で、より具体的な消費者を設定することができます。
ペルソナ設定するメリット
ターゲットとペルソナの違いは分かって貰えたと思います。ではペルソナを設定する事で、どのようなメリットがあるのかを見ていきたいと思います。
サービスを届けたい顧客を引き寄せられる
ペルソナは、あなたの届けたい商品の顔やライフスタイル、悩みまで分かっています。例えば、キャッシュポイントを増やして脱サラしたい人がいるとします。ここまではターゲティングです。
ここからさらに絞り込んでいきます。株やFXなどの投資系は、ある程度、まとまった初期投資金が必要な上に、もし失敗してしまうと、一撃で人生が終わってしまう可能性があります。
そういったリスクのあるキャッシュポイントではなくて、時間をかけてもいいから、自分のスキルを磨いて、1年後に毎月50万を稼げるようになっていたい、そのための努力なら、日々、コツコツとやります!という人では、全く求めている物が違います。
ペルソナを細かく設定すればするほど、あなたのコンテンツは、欲しがる人に深く刺さります。その結果、あなたが自分の元に集まって来てほしいです人物が引き寄せられるように集まってきます。
ペルソナを設定すると顧客目線の思考になる
ペルソナを設定できていると、その人自身が深く悩んでいる事や、強く求めている事を届けることができます。人格やライフスタイルまで設定しているので、今、何を欲しがっているのかという、お客さん目線での思考になっていきます。
例えば、乾燥肌で悩んでいる20代のOLで、毎年、冬になると粉がふくほど肌がかさかさになるので、外に出るのが億劫になる、というペルソナを設定していたとしましょう。この場合、秋になった頃には、冬が来ることを恐怖に感じているかもしれません。
という事は、肌を保湿して、乾燥を防いでくれる化粧水が安くで手に入る記事を書けば刺さりやすいという事が考えられます。これがザックリと肌に悩みを持つ女性にしていたら、そこまで深く顧客の気持ちになる事ができません。
ペルソナを設定すると複数人で共有できる
チームや部署で活動していると、ペルソナを設定しておけば、全員が顧客の詳細について頭に入っているので、打ち合わせなどがスムーズに進んでいきます。同じ会議をしていても全員の頭の中が一致していないと、話の理解度にバラつきが出てきます。
ペルソナ設定すべき7項目
ペルソナを設定するという事は、自分のコンテンツや商品を販売したい、理想の顧客を設定するという事です。言い方を変えれば、架空の人物の詳細な履歴書を作るという行為です。
こだわれば、どこまでも詳細にできるのですが、以下に必要最低限、押さえておけば大丈夫な項目をピックアップしておきました。どんなコンテンツや商品を販売するにしても、これらは押さえておきましょう。
年齢&性別&居住地
あなたのコンテンツを求めている人は、男性ですか?女性ですか?そして、その方は、何歳でしょうか?また、どの地方にお住まいですか?その地方の中でも駅前の都会的な場所なのか、駅から20分ぐらいかかる場所でしょうか?
職業&役職
サラリーマンの場合は、勤続年数はどれぐらいなのか?責任のある役職についているのか?それともブラック企業に勤めているので、早く会社を辞めたいと思いながら、何かの副業をやりたいけど、何をしていいのか分からない人なのか?思いつく限りあげてみましょう。
収入
高収入な人なのか、低収入なのか?就職経験があって、貯金が300万ぐらいはあるので、何かしらの商品を購入する余地がある人なのか?あなたが弁護士で債務整理したい人を集めたいのなら、借金をしてる人がいいですよね。こんな感じで細く設定してください。
家族構成
独身でフットワークが軽い方がいいのか、家族を背負っているので、背に腹を変えられないぐらいの覚悟を持って人生を変えたいと思っている人がいいのか、家族には内緒で副業をスタートしたいと思っている人なのか、色々な状況が考えられます。
ライフスタイル
趣味は何なのか?趣味を楽しみたいけど、今はお金に困っているので、その趣味もできない人なのか?休日は何をして過ごしているのか?平日は何時間ぐらい働いて、自分の時間はどれぐらい確保できるのか?今の悩みは何なのか?人生の価値観で優先するべきものは何なのか?
将来の夢
将来は、どのようなライフスタイルを求めているのか?そのために、何が必要なのか、何が足りていないのか?そのために、あなたはどんなお手伝いができるのか?
ネットユーザー度数
あなたがペルソナとして設定したい人は、パソコンを持っているのか?スマホは何台持っているのか?SNSはやっているのか?情報発信はやっているのか?ネットビジネスを教えたい人であれば、ここは重要ですね。
ペルソナを表として書き出す
7項目が設定できたら、以下のような履歴書風にして、さらに、簡単はこれまでの歩みを書いてみましょう。これであなたのコンテンツを求めている人は決まりました。
これからは、この人に向けて、情報を発信していけば刺さりまくります。具体的な表情までイメージできてる人はネットから拾ってきて、顔写真を貼っておけば、さらにいいでしょう。
ペルソナは定期的に見直す
半年に1度は見直しましょう。というのも、今、あなたが設定したペルソナは、今のあなたのコンテンツや商品を販売するためのものです。あなたがスキルアップしていけば、対象となるペルソナは変わってきます。
あなたが設定したペルソナと実際にあなたの元に引き寄せられてきた顧客が違う場合は、ペルソナ設定を見直す必要があります。ペルソナ設定もビジネスの1つです。常にPDCAを繰り返して精査していきましょう。
まとめ
ペルソナを設定できたら、あとはターゲットに向けてコンテンツを作成していくだけです。将来的に良い仲間を見つけて、その素晴らしい仲間とビジネスをしていきたいのであれば、ペルソナ設定は必須です。そんなに対した手間ではないので、必ず設定しておきましょう!