ビジネスの現場でも、学生同士でも出来るだけ早く人間関係の距離を縮めたいものです。そのために有効なのが自虐ネタです。しかし、その自虐ネタにも、いい自虐ネタと悪い自虐ネタがあります。
いい自虐ネタの作り方とやってはいけない自虐ネタについて解説していきたいと思います。
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目次
自虐ネタとは?
自虐ネタとは、自分の失敗談などを暴露して、笑いを取る方法です。自己紹介などで試して、上手くハマれば一気に人間関係の距離感を縮めることができます。
さらに自虐ネタは、自分を貶めてへりくだるので、相手の懐に入りやすいという一面もあります。しかし失敗する場合もあります。そのどちらも紹介していきましょう。
自虐ネタのコツ1:自分の失敗談
自虐ネタのコツとして、1番シンプルなのは自分の恥ずかしい失敗談を伝えることです。その失敗談も可愛らしい失敗談の方が笑いやすいです。例えば、以下のような失敗です。
失敗談の自虐ネタ
「彼女に送るはずのラブラブメッセージを上司に送ってしまった林です」
このような大きな迷惑をかけていないような失敗なら誰からも文句を言われることはありません。さらに、この自虐ネタを聞いた後は、さらに、話を聞いてみたくなります。
そもそも、どんなメッセージを送ったのか?それに対して上司は、どんな反応だったのか?などなど、話が膨らみそうですね。
自虐ネタのコツ2:奇跡的な偶然
自分が何か悪い事をしたのではないけども、なぜか奇跡的におかしな事が起きる、そんな事ってありますよね。そういった事を自虐ネタに取り入れるにもいいでしょう。例えば以下のような感じです。
奇跡的な偶然の自虐ネタ
「自動販売機に千円入れたら、お釣りが全て小銭でした。小銭持ちの林です」
同じようなパターンで以下のような自虐ネタもありです。
奇跡的な偶然の自虐ネタ
「LINEのアカウントが乗っ取られ、アマゾンも乗っ取られ、twitterも乗っ取られました。乗っ取られた時の対処法はお任せ下さい、林です」
僕の知り合いで、LINEとtwitterを乗っ取られた人がいました。もし仮に2つ乗っ取られていたら、話を盛って、3つぐらい乗っ取られた事にしてもアリだと思います。話を盛る方法やメリットについては以下の記事&動画で詳しく解説しています。
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自虐ネタのコツ3:相手のミス
これは自分が何かをミスしたというよりは、相手がミスしたせいで自分に何かが降りかかったような場合です。
例えば、僕の場合、滑舌が悪くて、コンビニの店員に「スイカで払います」と言ったのに、店員の中国人が、日本語に聞こえなかったのか、中国語に聞こえたのか知りませんが、中国語で話しかけてきました。その場合は、以下のような自虐ネタになります。
相手のミスによる自虐ネタ
「滑舌が悪くて、コンビニ店員に中国人と間違えられた林です」
自虐ネタのコツ4:さらに下をいく
世間の多くの人がネガティブなイメージを持ってる事象のさらにその下をいくという自虐ネタです。
さらに下をいく自虐ネタ
「犯罪者にロクデナシと罵られた林です」
例えば先ほどのコンビニの店員に中国人に間違われた自虐ネタを以下のようにアレンジする事もできます。
さらに下をいく自虐ネタ
「外国人に日本語の発音が悪いと言われた林です」
笑えない自虐ネタ
自虐ネタなら、何でも笑えるという訳ではありません。以下のような自虐ネタは相手を困らせる事になるので気をつけましょう。
身体的特徴をイジるのはNG
もし仮に、自分がデブであったり、ハゲであったり、ブスであったりしても、それを言われた相手側はリアクションに困ってしまいます。そのような、相手が困る自虐ネタは辞めておきましょう。例えば以下のような自虐ネタです。
NGな自虐ネタ
「成人病の総合デパート林です」
これを言われたら笑っていいのかどうか微妙な感じです。さらにもっと困るのは女性が自分の顔を自分でイジった時です。
NGな自虐ネタ
「スリーサイズはドラム缶と同じです。ブスでおデブな林です」
ここまで言われたら、ちょっと笑ってしまいそうになりますが、これを笑う事が大人としていいのかどうか、という事が気になってしまいます。
自虐というより自慢
自虐のつもりでも、さりげなく自慢が入っているのはダメです。ご年配の方に多そうな印象です。
NGな自虐ネタ
「お酒が好きで毎日が二日酔いです。1ヶ月の酒代が50万の林です」
こんな事を暴露されても、嬉しくもないしです。50万もお酒に使えるほど余裕があるという事をいいたのでしょうが、その話の続きを聞きたいとも思わないです。このようにさりげなく自慢を入れるのは辞めましょう。
自虐が壮絶すぎる
自虐ネタだからといって、自分の辛い過去を何でも言えばいいってものではありません。聞いた人が引くほどの辛い過去は、そもそも笑えません。
NGな自虐ネタ
「暴走族時代は警官をボコボコにしてました!今は立派に更生した林です」
こんな事を言われても引いてしまいますよね。さらにこれには、昔は悪かったんぞ!という悪さ自慢も入っていて、さらに不快です。このような聞く人が困るような自虐ネタは辞めておきましょう。
まとめ
自虐ネタは、実話をベースにしつつ、自分の失敗を話しているので、嫌味がなく、打ち解けやすものです。相手がちょうどいい感じで、ちょっと上から目線になれるぐらいの自虐ネタがいいバランスです。
失敗をした事がない人などいません。自分の今までの人生を思い返せば、恥ずかしい体験や失敗談は必ずあります。そういった出来事を思い出してみて下さい。その中から使えるものがあれば自虐ネタにしてみましょう。
ひょっとしたら、一生使える財産ネタになるかもしれませんよ。是非、参考にされてみて下さい。