勉強する事は大切ですが、ガムシャラにやるよりは効率的にやった方が良いですよね。それどころか、間違えた勉強法をやっていたら大変です。そんな時間の無駄を省くためにも、成功者がやってる効率的な勉強法を真似していきましょう!
↑記事と一緒に動画を見ると理解が深まります↑
目次
ティモシー・フェリスとは?
今回の勉強については、アメリカの起業家、ティモシー・フェリスの考え方を参考にしていきたいと思います。そもそもティモシー・フェリスという方が、どんな人物なのかというと、1977年生まれの起業家で、現在でもアメリカで現役で働いている人です。
学生時代には、日本に留学生としてやってきて、1年間、働いていたそうです。その時に「過労死」という言葉を覚えたそうです。その後、アメリカに帰国後、就職するのですが、クビになってしまいます。
そして、自分で会社を立ち上げて成功するのですが、忙しすぎた事から人生を見つめ直して、自分の人生は自分でデザインする、という考え方に至ったそうです。
人生を変えた名言
そんなティモシー・フェリスの人生を変えた名言が以下の言葉です。「我々は現実よりも想像の中でより苦しんでいる」
僕は、この言葉を読んで「同じや!」と心の中で叫びました。肉体的な疲労よりも精神的な疲労の圧倒的に多い。そして精神的な疲労の原因は、頭の中で、色々と考えすぎた事で疲れ果てているんだと激しく納得しました。
解決策としてやったこと
彼がどうやって苦しみから解放されたのかというと、まず「恐怖を明確化する」ということです。行動を阻んでいる最悪のシナリオを詳細にイメージして、克服し行動できるようにする。そのために、心にある恐怖を全て書き出したのです。
さらに、その恐怖に対しての対処法を書き出します。もし最悪の事態が起きたとしても、解決策が自分の手の中にあれば、何も怖くないですよね。そして、もう一つ。必要なもの以外はすべて排除することが大切と語っています。
ここまでは、ティモシー・フェリスが、どんな人物なのか、という事をお伝えしてきました。彼は、学習するにあたって、闇雲に学習するのではなくて、学習するために、まず効率的な学習法を学んだ方が早い、という事です。メタラーニングという考え方です。
以下の4つは、効率的に学習ができると言われているメタラーニングの例です。メタラーニング以外に、こちらもオススメです。
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計画的訓練
1万時間の法則の元々の研究者である、エリクソン博士は、以下のように言っています。
単なる経験と、計画的訓練で得られる経験は大きく異なります。計画的訓練では、各人が現在の能力を積極的に超えることに集中します。
さらに、ジョージタウン大学准教授でコンピューターサイエンスの研究者であるカル・ニューポートは、以下のように言っています。
具体的な目標(WordPressプログラマーとしてエキスパートになるなど)を選ぶことで、PHPやCSSなど、それを達成するために習得しなければならない重要なサブスキルが明確になります。当然、個々のサブスキルは、さらなるサブサブスキルにブレークダウンすることができます。それらのサブサブスキルに個別に集中して取り組むことで、WordPressプログラマーのエキスパートになることができるのです。
このカル・ニューポートは、研究者として、若くして多くの成果をあげている人なのですが、この人曰く、「思考を深めじっくりと取り組みたいひとつのことに集中できる環境をつくり、それに没頭する」という事です。
計画を立てたら、余計な情報はシャットアウトして、訓練とも言えるほど、深く集中して作業しましょう、という事です。自分がワクワクできるような計画を作るためには、夢ノートを作成しておく事をお勧めします。
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フィードバックグループを作る
このフィードバックグループを作るというのは、自分の勉強が間違っていないかを確認するためのグループです。1人で新しい事に挑戦していると、間違えている事に気が付けない、という状況に陥ります。
僕はゴルフが好きなので、ゴルフに例えますが、ゴルフでも同じことが起きています。打ちっ放しの練習場で、ともて頑張って練習しているおじさん達がいます。でも、間違えたスイング100万回練習しても、それは下手くそになるための練習をしてるのと同じなのです。
そうならないためには、定期的に誰かに意見を求めた方が良いのです。これと同じように、ビジネスでも定期的にフィードバックを貰えるグループがあれば、良いということです。これについては、同じ志を持った仲間がいれば解決できます。同じ志を持った仲間が見つからない場合は、お金を払ってメンターを探すのも1つの方法です。
人に教える
ひょっとしたら、これが1番大切かもしれません。学習して覚えた記憶は、時間と共に忘れ去っていきます。その記憶を定着させるための方法として1番いいのが、第三者に教えるという行為です。
仲間とディスカッションした場合の記憶の定着率は50%と言われています。そして、ドリルやテストなどで反復練習をこなした場合の記憶の定着率は75%です。そして、第三者に教えた場合の記憶の定着率は90%です。
あの天才物理学者アインシュタインも言っています。「6歳児に説明できなければ理解してるとは言えない」と。でも全ての人に6歳の子供がいるわけではありません。では、これをそう置き換えるのかというと、SNSに発信してください。
SNSにアウトプットすると、多くの人の目に触れるので誤った情報や不確かな情報の場合は叩かれてしまいます。叩かれないためには、しっかりと調べて、分かりやすく解説できないいけません。
ノートに書いたり、自分しか見れないメモ帳に書いてもダメです。それはアウトプットではなくてインプットの状態です。インプットを終えて、アウトプットする事で記憶の定着率が何倍にも跳ね上がります。
行動する
そして最後は行動する事です。最高の学習法を理解しても、実際に行動しなければ何も起こりません。とてもシンプルな事ですが、この行動するというのが、1番できないことでもあります。みんな腰が重たくて、行動しない理由を探します。でもここで行動できる人こそが成功者になれるのです。どうやって行動すればいいのかは、以下の記事&動画で詳しく解説しているので参考にして下さい。
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まとめ
同じ勉強をするなら、効率のいい勉強法で勉強した方がいいですよね。ハイスピードで目まぐるしく変わっていく世の中において、効率化は必須です。目的に辿り着く時間が変わってきます。
打ち合わせのために長距離を移動する必要もなくなってきています。スカイプがあれば東京と大阪で会議することもできます。効率化を知らずに、お金を払って、時間を使って移動して会議するよりも数倍、効率的です。効率化できるものは、どんどん効率化していきましょう!