宝くじって、夢がいっぱいと思ってる人がほとんどですよね。でも、お金に詳しい人ほど、宝くじを買わないと言います。それは、宝くじの正体を知って、宝くじが当たる確率を知れば、自ずとそうなると思います。
↑記事と一緒に動画を見ると理解が深まります↑
目次
宝くじの正体
jackmac34 / Pixabay
宝くじを販売しているのは、都道府県、または政令指定都市です。そして宝くじの購入費用には、すでに税金が含まれています。だから、宝くじを買った時点で税金を支払っていることになります。なんと購入金額の４０％が税金として使われることになります。
当選していても、外れていても、４０％の税金を支払っている事になります。１００００円分の宝くじを購入したら、４０００円は税金を支払っているという事です。
１億円などの高額が当選すればいいですけど、外れたら、ただ税金を払ってるだけです。では、宝くじは、どれぐらいの確率で当たるのでしょうか？
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宝くじが当選する確率
年末ジャンボの７億円が当たる確率は、２０００万分の１です。なんと0.000005％です。
サマージャンボやドリームジャンボで、１０００万分の１です。0.00001%です。
ちなみに、雷が落ちて人に直撃する確率も１０００万分の１です。あなたの知り合いで雷に直撃されている人を見たことがありますか？宝くじで当選するというのは、それぐらいの確率ということです。
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宝くじは見せ方が上手
宝くじで当たる確率は、いわば、限りなく０％に近いです。それなのに、自ら希望を胸に抱きならが税金を支払いに行くって凄い行動力ですよね。僕なら絶対に嫌です。
でも、ここからも学べるわけです。消費税が増税するというと大騒ぎする人達が殆どです。もちろん増税はみんな嫌です。でも、宝くじになると自ら行列に並んでまで、夢と希望を抱いて、税金を支払いに行くのです。そして、時間を無駄遣いしてまで払うのです。
物事を訴求する時に、いかに見せ方が大切であるか、という事ですね。宝くじは地方自治体が編み出した、究極のマーケティング手法とも言えます。税金を払えとは言わずに、一部の当選者だけに夢と希望を与えて、行列が出来るほど集客するなんて天才的な発想です。
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まとめ
宝くじを買うことがダメな事ではありません。家族や恋人同士で購入して、当たった時の事を想像して希望について話をする時間はとても楽しいです。その楽しい時間を買いながら、国に税金を払っているんだ、と思えるなら、それはそれで素晴らしい行為です。
さらに、その上で、当たったりすれば、最高です。ただ、宝くじというマーケティングを最初に考えた人は天才だと思います。誰にも苦しい思いをさせずに、夢と希望を与えながら税金を徴収するシステムなんて、本当に凄い発想です。
このように、人が集まる場所には、何かしらのマーケティング手法が働いていると思いながら行動していくと、また新しい気づきがあるかも知れませんね。